耐久性の高いダイニングテーブルでも、寿命はきてしまうもの。では、具体的にどれくらいの期間で寿命はくるのでしょうか?今回は、買い替え時期の見分け方や、買い換えるときのポイントをご紹介します。
ダイニングテーブルの寿命は何年?
ダイニングテーブルの寿命は、「5年〜10年」がひとつの目安となります。使用されている材質や、日頃のお手入れによって期間は変動しますが、特に脚のデザインが大きく影響します。
脚が細いタイプのダイニングテーブルは、天板だけでなく、その上に置く食器や料理、さらにはテーブルに寄りかかる人の重みといった大きな負荷を常に支え続けなければなりません。そのため、脚と天板の接合部分に負担がかかりやすく、ぐらつきが発生したり、ネジが緩んだりといった傷みが比較的早く出やすい傾向にあります。
耐久性を重視する場合は、脚が太く安定感のあるデザインを選ぶか、定期的なメンテナンスを心がけることで、より長く快適に使用することができるでしょう。
ダイニングテーブルを買い替えるタイミングはいつ?
ダイニングテーブルの買い替えは、寿命が訪れたときだけではありません。使用しているテーブルに以下のようなサインが見られたら、買い替えを検討する良いタイミングです。
- ぐらつきや異音の発生:脚の接合部が緩んだり、天板が歪んだりすることで、安定感がなくなります。
- 表面の傷やシミが目立つ:食事の際にできた小さな傷や、時間が経っても取れないシミが増えたとき。
- 家族構成やライフスタイルの変化:家族が増えたり、子どもの成長に合わせて、現在のテーブルのサイズが手狭になったとき。
これらのサインは、テーブルの機能性や安全性を損なうだけでなく、日々の生活の快適さにも影響を与えます。テーブルの状態を定期的に確認し、必要に応じて新しいテーブルへの買い替えを検討しましょう。
1.脚が傷んできたとき
寿命の目安とおなじく、買い替えの参考となるのが「脚」の状態です。ダイニングテーブルは大きな天板を支えるため、脚の部分から傷みやすい構造になっています。
また、シンプルでおしゃれなデザイナーズテーブルは、脚が細く設計されていると、その分消耗も激しくなります。留め具部分の痛みも比例して大きくなるので、「テーブルがぐらつくな」と感じたら、買い替えのサインと考えましょう。
2.表面の仕上げ加工が剥がれてきたとき
ダイニングテーブルの表面には、仕上げのときにオイルやウレタンなどで加工します。オイルは約1年程度で塗装がはがれてしまうのですが、再度表面に塗りなおせば元通りになります。
ウレタンは、約10年程度の長い耐久性をもっていますが、塗装がはがれるとご家庭での修理は困難。ウレタンで加工がされたダイニングテーブルを使っているなら、この塗装が劣化してきたタイミングを寿命と考えるのもひとつの目安になります。
買い替え時のポイントは?
次に、ダイニングテーブルを買い換えるときのポイントをみていきましょう。
さきほどテーブルの買い替えは5年~10年と紹介しましたが、家族や住んでいる場所など、「家」に関わる変化もこの期間でおこります。買い替えを考えるときは、この「家」の変化を判断材料にしましょう。
家族構成の変化や子どもの成長にあわせて選ぶ
最初にダイニングテーブルを購入したときから5年以上経つと、家族構成におおきな変化があります。
購入時には生まれていなかった家族が増え、子どもの体格は倍以上になっていることもあります。両親との同居や、結婚も家族構成に関係してきます。
「最初の購入時とおなじサイズで大丈夫」と考えず、いまの家族構成や体格を配慮しながら、テーブルのサイズを選ぶようにしましょう。
住んでいる家にあったサイズを選ぶ
次に、住んでいる家が変わっているなら、その点もテーブル選びの判断材料にしましょう。ダイニングテーブルは家の中心に置かれるため、部屋の雰囲気や広さに大きく影響します。
新しい家の間取りや、部屋のインテリアを意識しながら選ぶことが大切です。とくに、部屋を移動するためのスペースや、食事を配膳するための通路を計算に入れておくと、バランスよく配置することができます。
せっかく新しく買い換えるなら、部屋全体のバランスごと新しくするチャンスと捉えて、有効に活用しましょう!
機能で選ぶ
ダイニングテーブルを買い替える際は、デザインやサイズだけでなく、付加機能にも注目してみましょう。人数に合わせて天板を拡大できる伸縮機能や、カトラリーなどを整理できる収納機能など、商品によってさまざまな便利な機能が備えられています。
このように、もしもお部屋のスペースを有効活用したい、テーブル周りをすっきりさせたいなど、機能にこだわりがある場合は、これらの機能の有無が重要な選ぶポイントになります。ご自身のライフスタイルをイメージしながら、必要な機能が備わっているかを必ず確認するようにしましょう。
ダイニングテーブルを長持ちさせる方法
お気に入りのダイニングテーブルを、長く大切に使い続けるためには、日々のちょっとした心がけが重要です。なぜなら、テーブルの寿命は、素材やデザインだけでなく、使い方やお掃除、メンテナンスの方法によっても大きく変わってきます。
ここでは、誰でも簡単に実践できる、テーブルを長持ちさせるための具体的な方法を4つご紹介します。これらの方法を実践することで、テーブルを美しい状態で保ち、買い替えのサイクルを延ばすことにも繋がります。
こまめに清掃する
ダイニングテーブルを長く美しく保つためには、日々のこまめな清掃が欠かせません。食事のたびに、油汚れや食べこぼし、飲み物のシミなどが付着し、放置するとカビや雑菌の繁殖原因となります。
【具体的な清掃方法】
- 食事が終わったら、まず乾いた布でテーブルの表面を拭き、大きなゴミを取り除きます。
- 次に、固く絞った布で全体を丁寧に拭き上げましょう。
- 特に木の素材は水分に弱いため、水拭きの後は必ず乾拭きをして、水分をしっかり取り除くことが大切です。
- また、週に一度はテーブル用クリーナーなどを使って、目に見えない油膜やこびりついた汚れを落とすことで、清潔な状態を保ち、テーブルの劣化を防ぐことにも繋がります。
接合部分は定期的に確認を
テーブルを安全に長く使い続ける上で、最も重要なのが「接合部分」の定期的な確認です。特に脚と天板を繋ぐネジやボルトは、日々の使用による負荷で徐々に緩んでくることがあります。
【確認とメンテナンスのポイント】
- テーブルにぐらつきを感じたら、放置せずすぐに確認しましょう。
- 緩んでいる部分があれば、ドライバーやレンチを使ってしっかりと締め直してください。
- この簡単なメンテナンスを怠ると、ぐらつきがさらに大きくなり、大きな破損や転倒事故に繋がる危険性があります。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、テーブルに体重をかけてしまうことがあるため、月に一度は接合部分の状態をチェックする習慣をつけることをおすすめします。
直射日光は避ける
ダイニングテーブルを窓際に置いている場合、直射日光が長時間当たることで、木材に大きなダメージを与えることがあります。紫外線は木材を乾燥させ、色褪せや変色の原因となります。
【日焼けから守る対策】
- 日中はレースカーテンを引いて光を和らげたり、UVカット効果のある窓用フィルムを貼るなどの対策が有効です。
- さらに、日光だけでなく、エアコンやヒーターなどの熱風が直接当たる場所も、乾燥によるひび割れや反りの原因になるため注意が必要です。
配置を工夫して、テーブルを過度な乾燥や日焼けから守り、美しい木目を保ちましょう。
マット等を使用する
ダイニングテーブルを傷や汚れから守るためには、テーブルマットやランチョンマットなどのアイテムを上手に活用することが非常に有効です。熱い鍋やカップを直接置くと、天板に焦げ付きや輪ジミができてしまい、一度ついてしまうと修復は困難です。
【アイテム活用のメリット】
- 熱いものを置く際は、必ず鍋敷きやコースターを使用しましょう。
- フォークやナイフなどの硬いものを落としたり、引きずったりすることで、天板に傷がついてしまうこともあります。ランチョンマットを敷くことで、こうした日常的な傷からテーブルを守ることができます。
- 小さなお子さんがいるご家庭では、テーブルクロスやビニールマットでテーブル全体を覆うことで、食べこぼしや落書きから守ることができ、お手入れも簡単になります。
まとめ
ダイニングテーブルは、脚の寿命や仕上げ加工の劣化にあわせて、5年程度から買い替えを検討します。また、家族構成や居住地の変化も買い替えを考えるタイミングです。テーブルを買い換えるなら、デザインと品質にこだわりたいもの。
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