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【お悩み解決】子供部屋はいつから必要?最適なタイミングを解説します

保護者の方が家族の将来設計を考えるときに、子供部屋を与えるタイミングは一つの大きなポイントになるでしょう。部屋の数が足りないから引っ越しをする、リノベーションをして間取りを変更するといったこともあるかもしれませんね。この記事では、子供部屋を与える最適なタイミングや、メリット・デメリット、子供用の家具選びのポイントについて解説します。

【年代別】子供部屋の目的を整理しよう

「子供部屋は、○歳で与えるべき」というような正解はありません。お子さんの年齢ごとに、子供部屋の活用方法や目的を確認しておくと、それぞれのご家庭にとって最適なタイミングが見えてきそうです。

3歳までの幼児

0〜2歳のうちは、お子さんと一緒に寝るほうが安心という保護者の方も多いのではないでしょうか。その場合、子供部屋はお子さんの物を置いておいたり、お子さんが安心して遊べる専用スペースとして使ったりすると有効活用できますね。

3歳〜6歳の未就学児

この時期のお子さんは、幼稚園や保育園でさまざまなことを体験し、学んでいきます。子供部屋を与えて、お子さんが自分で園生活に必要なものを片付けたり、準備したりする力を少しずつ育んでいくご家庭もあります。特に年長さんになると、就学を見据えて生活習慣を整えていくことが大切になるため、子供部屋で過ごす時間が長くなりそうです。

小学校低学年

小学校に入学すると、1日の過ごし方や、必要なものが大きく変わります。子供部屋を用意し、「自分の空間」を与えることで、自然に自立を促すことができるでしょう。また、学校で必要になる物以外に、習い事の道具も増えてきます。お子さんが使いやすい収納家具やラックなどを用意し、整理整頓の習慣を身につけていきましょう。

小学校高学年

高学年になると、子供部屋は勉強する場所としての役割が大きくなります。遊ばなくなったおもちゃなどは処分するなどして、集中しやすい学習環境を整えるようにしましょう。

中学生以上

反抗期が始まるお子さんも多いのではないでしょうか。学校、部活、習い事…と忙しくなり、帰宅すると自分の部屋へ直行してしまうということもありそうです。保護者の方は、少し寂しさや不安を感じるかもしれませんが、お子さんのプライバシーや気持ちを尊重することが大切です。お子さんの健やかな成長のためにも、安心して過ごせる「自分の空間」づくりをサポートしてあげたいものです。

子供部屋を与えるメリットとデメリット

ここまで、子供部屋を与えるタイミングと活用法や目的について整理してきました。次に、子供部屋を与えるメリット・デメリットをそれぞれ確認しましょう。

子供部屋を与えるメリット

お子さんにとってのメリットと、保護者の方にとってのメリットがあります。

お子さんにとっては、これまで解説してきたように、自立心の向上、生活力の育成、プライバシーの確保などのメリットがあります。これらは、お子さんの成長にとって欠かせないものです。

次に、保護者の方にとってのメリットを2つ挙げてみます。まず、大人だけの時間の確保しやすくなることです。ずっとお子さんが一緒にいると、子育ての悩みや仕事の相談など、大人同士の会話に集中できないことがあります。また、在宅ワークに取り組みにくいというお困りもあるでしょう。子供部屋を用意することで、これらを解決しやすくなります。そして、お子さんの私物で散らかることがなくなり、リビングの整理整頓がしやすくなります。

子供部屋を与えるデメリット

次にデメリットを見てみましょう

まず、お子さんの様子が分かりにくくなることが挙げられます。例えば、勉強すると言っていたのに、実はゲームばかりしているということも…!一度見つけてしまうと、保護者の方も気になって頻繁に子供部屋へ確認しに行きたくなってしまいそうですよね。このような場合は、お子さんと話し合い、たとえばゲームはリビングで決めた時間だけして良いことにするなど、一定のルールを決めることがお互いの信頼関係につながります。

そして、お子さんが子供部屋で過ごす時間が長くなると、家族のコミュニケーションが減ってしまいがちです。特にお子さんが大きくなると、夕飯の時間も一緒に過ごせないということもあるでしょう。たとえ短い時間でも、朝や休日の夜などに顔を合わせる工夫をして、お子さんとの何気ない会話を通して成長や変化などを感じ取れると良いですね。

アンケートから見る子供部屋を与えるタイミング

それでは、実際に子供部屋を与えたタイミングに関するアンケート結果を見てみましょう。株式会社I-Houseが行った「首都圏在住で子ども部屋を与えているママ・パパ」100人を対象にしたアンケートによると、子供部屋を与えたときのお子さんの年齢は下記のような割合となっています。

〜3歳・・・15%
4〜6歳・・・17%
7〜8歳(小学校低学年)・・・37%
9〜10歳(小学校中学年)・・・14%
11歳〜・・・17%

出典:株式会社I-House|プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000052907.html

いかがでしょうか。小学校低学年までに子供部屋を与えている割合が、約60%と高くなっています。

子供部屋の家具選びはどうすべき?

子供部屋づくりに欠かせないのが、学習机や学習チェア、ベッドなどの家具です。ここでは、家具選びの際に大切にしたい3つのポイントをご紹介します。

安全性を考慮する

特に小さいお子さんの場合、安全性に配慮されている家具を選びましょう。例えば、ぶつかって怪我をしないように角が丸くなっているものや、ぶつかっても勝手に動かないようにキャスターにロック機能を搭載しているものなどです。

長く使えるものを選ぶ

せっかく購入しても、長く使えずに捨てることになってしまったら、環境に優しいとは言えず、経済的にももったいないですよね。家具を選ぶ際は、品質が良く、デザインや機能的にお子さんが大きくなっても使い続けられるものを選びましょう。

子供が使いやすいかどうか

そして何より、お子さんが使いやすい家具を選びましょう。当たり前に思われるかもしれませんが、大人の視点では気づけないこともあります。例えば、弱い力でも引き出しやすいか、小さい手でも持ちやすいか、身体の大きさに合わせて調整できるか…などがあります。

子供部屋を与える際に注意するべきポイント

最後に、子供部屋を与える際に注意したいことを2つご紹介します。

事前にルールを決める

子供部屋での過ごし方や、収納家具の使い方など、事前にルールを決めておきましょう。お子さんが大きくなったら、保護者から一方的にルールを伝えるのではなく、お子さんと意見を出し合い、お子さんが自分で決めた感覚を持てるようにすると良いでしょう。

鍵はつけないようにする

できるだけ鍵はつけないようにしましょう。お子さんが子供部屋にこもりがちになってしまったときに、コミュニケーションをとることができなくなってしまいます。安全性の観点からも、何かあったときにすぐに子供部屋の様子を確認できる状態を保つことが大切です。

まとめ

子供部屋を与えるタイミングは、一概にこれが正解と言えるものはありません。タイミングによって、子供部屋の役割が変わり、それぞれにメリット・デメリットがあります。家族の将来設計やお子さんの成長の様子を踏まえて、家族で話し合って決めてみましょう。

子供部屋に置く家具は、安全性に配慮されていてお子さんが長く使いやすいものを選ぶことが大切です。ぜひ、わくわくランドでお子さんにぴったりのものを探してみてください。

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