ロフトベッドを選ぶ際は収納力や、デザイン、材質を基準にする場合が多いもの。でも最も重要なのは、使う人の体重にあった耐荷重があるかということです。ロフトベッドを選ぶときの体重と耐荷重についてご紹介します。
体重とベッド
ロフトベッドや2段ベッドは、体重をしっかり支える必要があります。高い位置に寝たりベッドの下に人が寝るので万が一破損などでケガをする危険があります。
特にパイプ製のロフトベッドは、床板がメッシュ状という構造になっているので、ウレタンマットを使う場合が多いもの。体重の分散がスプリングマットのようにできないので、安全のため耐荷重(※静止物耐荷重)をしっかり守る必要があります。
ロフトベッドが向いていない人
ロフトベッドに限らずパイプベッドは、軽量で丈夫なのですが耐荷重は低め。体重のある人には向いていないでしょう。
また耐荷重を無視して複数でベッドの上に寝るなどもってのほか!体重を支えきれません。ロフトベッドを含め、ベッド選びには体重は重要な要素です。
耐荷重とは?
ロフトベッドの大事な仕様の一つ耐荷重とは、ロフトベッドのフレームに載せることのできる重量の目安のことです。
耐荷重100kg(※静止物耐荷重)と表示されている場合、体重100kgの人まで使えるという意味ではありません。本人の体重に、マットレスや布団などの寝具類や小物などを加えた総重量が100kgということになります。
ロフトベッドを選ぶ際の耐荷重のポイント
ロフトベッドを選ぶ際は、使う人の体重を考え耐荷重に余裕を持たせて選ぶと安心です。もし耐荷重をオーバーして使っても、すぐにロフトベッドが壊れるわけだはありませんが、使ううちに軋みやフレームの歪みなどの壊れる兆候が出てきます。
メーカーによっては第三者機関に耐荷重試験を依頼して安全を確保しています。使う側も選ぶ段階で、耐荷重(※静止物耐荷重)をしっかり確認して、長くロフトベッドを使いたいですね。
なぜ耐荷重が重要なのか
ロフトベッドの耐荷重が重要なのは、寝る場所が高所にあるため、もしものときに体重を支えられず破損してケガをする危険があるためです。
体重が気になる人や、子供部屋に置いてときどき子どもと添い寝をするなど、使用状況による体重などの荷重を把握して、耐荷重を超えないようにロフトベッドを選びましょう。表記がない場合は、メーカーや販売者に必ず確認してください。
静止耐荷重について
ロフトベッドに表記してある耐荷重値は、一般的に静止耐荷重を指します。少しずつ荷重がかかるときの数値。ベッドの上で暴れるなど、急激な力が加わったときの数値である動荷重ではないので注意が必要です。
またマットレスや敷布団の種類によっても、体重の分散に違いがあるため耐荷重は変わります。詳しく知りたい場合は販売店やメーカーに確認してみましょう。
通常のベッドの種類による耐荷重の目安は次のとおりです。
- ベッドのフレームが床に付くタイプ 120kg
- 2段ベッド 80kg
- パイプベッド 80~100kg
ロフトベッド選びのその他のポイント
ロフトベッドを選ぶ際に重視されるのは耐荷重ですが、それだけでは十分ではありません。安心して長く使うためには、柱の太さや素材の種類、そして上り下りのしやすさを左右するはしごや階段の仕様など、複数の観点をあわせて確認することが大切です。
柱の太さ
ロフトベッドの安定性を大きく左右するのが柱の太さです。細い柱はスタイリッシュに見える反面、揺れやすく耐久性も落ちる傾向があります。一方で太い柱は見た目に重厚感があり、しっかりとした安定感を得られるのが特徴です。特に子供部屋で長期的に使う場合や、大人が一緒に寝る機会がある場合には、強度に余裕を持たせる意味でも太めの柱を選ぶのがおすすめです。安心感のあるデザインはお子さんの睡眠環境を守ることにもつながります。
素材・材質
ロフトベッドには大きく分けてパイプ製と木製があります。パイプベッドは軽量で価格も抑えやすく、移動や組み立ても容易ですが、耐荷重はやや低め。対して木製は重量感があり、揺れにくく温もりを感じられる質感が魅力です。天然木を使用したタイプはインテリア性も高く、成長後も長く愛用できます。デザイン性や安全性を重視するなら木製、コストや軽さを重視するならパイプ製など、使う人のライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
はしごか階段か
ロフトベッドに欠かせないのが上り下りのためのはしごや階段です。はしごタイプは本体に垂直または斜めに取り付けられ、省スペースでお部屋を広く使えるのが利点です。ただし小さなお子さまや荷物を持っての上り下りには不安が残ることも。一方、階段タイプは安定感があり安全に昇降でき、ステップ部分に収納を兼ね備えたタイプもあります。その分場所をとりますが、安全性を優先するなら階段式を検討すると良いでしょう。部屋の広さやお子さまの成長に合わせて選ぶのが安心です。
わくわくランドおすすめのロフトベッド3選
システムベッド licorice(リコリス)
ベッド・デスク・収納が1台にまとまったシステムベッド licorice(リコリス)。シングルとロフトの2way仕様で、成長や間取りに合わせて自由にレイアウトできます。宮棚やはしごは使いやすい位置に設置でき、フレームは全面を囲んだ安心設計。シェルフやワゴン収納も充実しているため、勉強道具から衣類までまとめて収納可能です。角丸加工や二重固定など安全面にも配慮しており、長く安心して使えるのが魅力です。お子さまの成長に寄り添いながら、自分だけの子供部屋を実現してくれる一台です。
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ロフトベッド Loft bed Peep(ピープ)
秘密基地のようなデザインが魅力のロフトベッド Peep(ピープ)。窓枠風のサイドフレームで開放感があり、ロフト下には幅広ミニデスクを備えて勉強机や飾り棚として活用できます。高めのサイドフレームや角の丸み加工など、安全性を重視した設計がポイント。省スペースで設置できる垂直はしごは、補強フレーム付きで安定感も抜群です。ホワイトやヴィンテージオークなど5色展開で、子供部屋から大人の寝室までインテリアに馴染む飽きのこないデザイン。長く安心して使えるロフトベッドを探している方におすすめです。
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階段付システムベッド massa(マッサ)
抜群の収納力とスタイリッシュなデザインが魅力のシステムベッド massa(マッサ)。階段付きで小さなお子さまでも安心して上り下りができ、さらに階段やベッド下に合計6か所もの大容量収納を備えています。衣類から本、小物までスッキリ整理できるため、お部屋全体がすっきり片付きます。広々としたデスクはキャスター付きで使わないときはベッド下に収納可能。モダンなスチール素材を採用し、通気性やデザイン性にも優れています。角を丸く加工した安全設計も安心ポイント。機能性とデザイン性を兼ね備え、成長に合わせて長く使えるおすすめの一台です。
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体重を気にしないロフトベッド選び
ロフトベッドは体重を支えるために頑丈ですが、耐荷重の確認は安全に使うために重要です。耐荷重の表記をしっかり確認して、体重を含めライフスタイルに合ったロフトベッドを選びましょう。
わくわくランドでは、耐荷重400kg(※静止物耐荷重)の業務用にも使えるロフトベッドや、耐荷重180kg(※静止物耐荷重)を達成した子供部屋用ロフトベッドなど、あなたや家族の体重と安全を支えるロフトベッドを豊富にご用意しました。
まとめ
ロフトベッドを選ぶときは耐荷重の確認が最も重要ですが、それだけでなく柱の太さや素材、はしごや階段の仕様なども快適性と安全性に大きく影響します。わくわくランドではリコリス・ピープ・マッサなど、収納力やデザイン性にも優れたモデルを豊富にご用意。体重や生活スタイルに合った一台を選ぶことで、安心して長く使える子供部屋づくりが実現します。耐久性と使いやすさを両立したロフトベッドで、家族みんなが快適に過ごせる空間を整えましょう。