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ベビーカーの夏対策|赤ちゃんを暑さから守るために知っておきたい17のポイント

ベビーカーの夏対策|赤ちゃんを暑さから守るために知っておきたい17のポイント

著者:家具通販わくわくランド編集部
家具・インテリアの専門店「わくわくランド」が運営するオウンドメディア編集部。
家具販売の現場で培った知識やお客様からのリアルな声をもとに、暮らしを快適にする家具選びのコツやインテリアのアイデアを発信しています。
スタッフが実際に扱う家具やお客様の声をもとに、暮らしに寄り添ったリアルな情報をお届けします。

はじめに

夏のベビーカー環境は、想像以上に過酷と言われています。

ベビーカーは地面に近いため、照り返しの影響を受けやすく、体感的に暑さを感じやすい傾向があります。

赤ちゃんは体温調節がまだ得意ではないため、暑さや蒸れが原因で不快になったり、体調を崩すこともあります。

この記事では、

  • ベビーカーが夏に暑くなりやすい理由
  • 今日からできる実践的な対策
  • 持っておくと安心なアイテム
  • やりがちなNG行動

などを解説していますので、参考にしてくださいね。

ベビーカーが夏に暑くなりやすい理由

1. 地面からの熱が強い

一般的に、アスファルトは天気や時間帯によって非常に高温になりやすく、照り返しでベビーカー周りの空気も暖まりやすいと言われています。

ベビーカーはその熱源に近いため、赤ちゃんが大人以上に暑さを感じることがあります。

2. ベビーカー内は風が抜けにくい

背中とシートの間に熱がこもりやすく、蒸れやすい構造になりがちです。

特に夏は汗をかきやすく、赤ちゃんの不快感につながります。

3. 赤ちゃんは体温調節がまだ苦手

赤ちゃんは汗腺の働きが未熟なため、体温が上がりやすく、暑さの影響を受けやすいとされています。

今日からできる!ベビーカーの夏対策17選

【日差し・直射日光対策】

1. サンシェードを使って日差しを和らげる


夏の強い日差しは、赤ちゃんの体温を急上昇させる原因になります。UVカット機能のサンシェードを使えば直射日光をやわらげられ、暑さ対策だけでなく肌への負担軽減にもつながります。

ただし、覆いすぎると熱がこもるため、日陰を作りながら通気を確保する工夫が大切です。

2. 日陰ルートを選んで移動

同じ距離でも、日向と日陰では体感温度が大きく違います。公園の木陰や建物の影を選んで歩くだけで、赤ちゃんも大人もぐっと快適に。

特にベビーカーは地面の照り返しを受けやすいため、少しでも涼しいルート選びが効果的です。

3. 朝・夕方の涼しい時間帯を選ぶ

気温は10〜16時頃に最も高くなりがちです。可能であれば外出時間をずらし、朝や夕方の涼しい時間帯を選ぶことで、赤ちゃんの負担を大きく減らせます。短時間の買い物でも、この工夫だけでかなり過ごしやすくなります。

【風通し・温度対策】

4. ベビーカー用扇風機を活用

ベビーカー内は風が通りにくく、すぐに蒸し暑くなってしまいます。そこで活躍するのが、クリップ式のベビーカー扇風機。直接強風を当てるのではなく、空気を循環させるように優しい風を送ることで、赤ちゃんも快適に過ごせます。

5. メッシュシートや通気性クッションを使う

ベビーカーの背中部分は特に熱がこもりやすい場所。通気性に優れたメッシュシートや立体構造クッションを敷くと、空気の通り道ができて蒸れを軽減できます。暑がりの子ほど違いを感じやすいポイントです。

6. 保冷剤・ジェルを背中に“直接当てずに”使う

保冷剤を使うときは、タオルに包んだり、専用ポケットに入れて使うなど、冷たすぎない工夫が必要です。ほのかにひんやりする程度でも、ベビーカー内の暑さを和らげるのに十分効果があります。

7. ベビーカーを止める際は日陰に置く

レジ待ちや信号待ちなど、止まっている時間は風が当たらず最も蒸れやすい瞬間。できるだけ日陰に移動したり、扇風機の向きを調整するだけでも、赤ちゃんの快適さは大きく違います。

【汗・蒸れ・あせも対策】

8. 吸水速乾の肌着を着せる

夏は汗の量が増えるため、吸水速乾素材の肌着が便利。

汗をすぐ吸って乾かすので背中のべたつきを抑え、あせも予防にもつながります。薄手で通気性の良いものがおすすめ。

9. こまめに背中の汗を拭く

背中や首まわりの汗を濡れタオルで優しく拭くだけで、体温が落ち着き蒸れも軽減。あせも対策としても効果的で、赤ちゃんが嫌がる前にこまめにケアするのがポイントです。

10. 着替えを一式持っておく

汗をかいた服のまま過ごすと蒸れや不快感につながるため、着替えを一式準備しておくと安心です。外出中でもすぐにリフレッシュでき、赤ちゃんの快適さを保ちやすくなります。

【熱中症対策】

11. こまめな水分補給

赤ちゃんは体温調節が苦手なため、こまめな水分補給がとても重要です。

ミルクや麦茶、湯冷ましなど、赤ちゃんに合った飲み物を準備し、外出中は様子を見ながら定期的に水分をとらせてあげましょう。

12. 顔色・表情をチェック

赤ちゃんの暑さサインは表情や顔色に出やすいため、こまめに確認することが大切です。

顔が赤い、ぐったりしている、汗が少ないなど、いつもと違う様子があれば早めに休ませて体温を落ち着かせましょう。

13. 長時間ベビーカーに乗せっぱなしにしない

ベビーカーは背中に熱がこもりやすく、長時間乗せたままだと蒸れや不快感につながります。適度に抱っこへ切り替えたり休憩を挟むことで体温をリセットでき、赤ちゃんの負担を軽減できます。

【その他便利アイテム】

14. ひんやりタオル

首元や背中をさっと冷やせるひんやりタオルは、外出時の温度調整にとても便利です。冷たさが長持ちするタイプなら、赤ちゃんの機嫌が悪いときのリフレッシュにも◎。持ち歩きやすく、夏のお出かけの必需品です。

15. UVケープ

日差しが強い夏の外出には、赤ちゃんの肌を守るUVケープが便利です。通気性の良い素材を選べば、暑さをこもらせずに紫外線対策ができます。ベビーカーにも抱っこにも使え、1枚あると幅広い場面で活躍します。

16. メッシュカバー

通気性が良いのでベビーカー内の蒸れを軽減し、夏のお出かけをより快適にしてくれます。暑い日でも赤ちゃんが心地よく過ごせるサポートになります。

17. ストロー素材の帽子

通気性のよいストロー素材の帽子は、頭に熱がこもりにくく夏のお出かけに最適です。軽くて蒸れにくいので赤ちゃんも嫌がりにくく、あご紐付きならベビーカー移動でもズレにくく安心して使えます。

やりがちなNG行動

  • サンシェードで完全に覆い密閉する
  • タオルをかぶせて日差しを遮る(内部の熱が逃げません)
  • 保冷剤を肌に直接当てる
  • 真夏の日中にアスファルト上で長時間ストップしてしまう
  • 扇風機の風を直接強風で当て続ける

これらは熱がこもってしまったり、刺激が強いため、赤ちゃんへの負担になるため、避けることをおすすめします。

夏のお出かけを快適にするチェックリスト

外出前にチェック!

  • 日除けグッズ・扇風機の準備
  • 保冷剤(専用ポケット・タオル)
  • 水分(赤ちゃん・大人ともに)
  • 吸水速乾の肌着
  • 予備の着替え
  • ひんやりタオル
  • 日陰ルートの確認

まとめ|夏のベビーカーは「風を通す・日差しを避ける」がポイント

夏のベビーカー環境は、地面からの熱や蒸れなど、赤ちゃんにとって負担になりやすい部分があります。

特別な道具がなくても、日陰ルートを選ぶ・時間帯を工夫する・汗をこまめに拭くなど、すぐにできる対策はたくさんあります。

赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えて、夏のお出かけをより安心して楽しんでください。

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