はじめに
「子どもが成長してきたから、そろそろ2段ベッドを買いたい」 「部屋を広く使いたいけれど、どんなベッドを選べばいいかわからない」
そんな悩みを抱えるご家庭は多いのではないでしょうか。2段ベッドは兄弟姉妹が一緒に眠れる楽しさがあり、狭い部屋でも空間を有効に使える便利な家具です。
一方で、
- 安全性は大丈夫?
- 狭い部屋に置ける?
- 子どもが成長したらどうする?
といった不安もつきものです。
この記事では、失敗しない2段ベッドの選び方をわかりやすく解説していきます。さらに「狭い部屋」「安全性重視」「将来性重視」という3つの視点からおすすめモデルもご紹介。最適なベッドを選びの参考にしていただければと思います。
2段ベッドを選ぶときに押さえるべき5つのポイント
1. 安全性は最優先
2段ベッド選びで最も重要なのは安全性です。特に小さなお子さまが使う場合、転落やはしごでの事故には十分注意が必要です。
- ベッドガードは、お子さまの体格や寝相に合わせて選ぶことが重要です。寝返りを打っても落ちない、十分な高さがあるかを確認しましょう。
- 耐荷重は100kg以上あると、大人も一緒に眠れるので安心です。
- 垂直はしごよりも、斜めはしごや階段式のほうが安全に昇り降りできます。
2. 部屋のサイズと搬入経路
ベッドを買っても「部屋に入らなかった」という失敗は少なくありません。
- 上段と天井の間に50cm以上の余裕があるか確認しましょう。
- 玄関・廊下・階段の幅は、ベッドの部品が通るか事前に測っておきましょう。
- 部屋の広さに対して圧迫感が出ないかも大切です。
特にマンションやアパートでは搬入経路が制限になることもあるため、必ず事前に採寸しておきましょう。
3. はしごのタイプで快適性が変わる
はしごは毎日使う部分。小さな違いに見えて、使いやすさに直結します。
垂直はしご

垂直はしごは、ベッド本体にぴったりと沿って設置されるため、最も省スペースなタイプです。部屋を広く使いたい場合に適しています。ただし、傾斜がないため、特に小さなお子さんにとっては、昇り降りの際に不安定さを感じることがあります。
斜めはしご

斜めはしごは、垂直はしごよりもスペースを取りますが、その分、安定性が高く、昇り降りがしやすいのが特徴です。足を乗せる部分が広めに作られている商品が多く、安心して使えます。
階段式

階段式は、3つの中で最も安全性が高いタイプです。段差が広くて安定しており、手すりがついている商品も多いため、小さなお子さんでも安心して昇り降りできます。また、階段下のスペースを引き出しや収納棚として活用できる商品が多く、収納力も魅力です。
4. 素材とデザイン
素材によって耐久性や部屋の雰囲気も変わります。
- 木製:木製ベッドの最大の魅力は、その丈夫さと温かみです。天然木(パイン材、タモ材など)の素材は、使うほどに風合いが増し、居心地の良い空間を演出します。耐久性にも優れており、お手入れをすれば長く愛用できるため、長期的な利用を考えている方におすすめです。
- スチール製: スチール製ベッドは、軽量で価格が手頃な点が魅力です。シンプルなデザインが多く、スタイリッシュな部屋にも合わせやすいでしょう。ただし、木製に比べて揺れやきしみが出やすい場合があります。そのため、耐荷重やフレームの強度をしっかり確認することが重要です。
5. 将来性(分割可能かどうか)
子どもが成長すると「一人一台のベッドが欲しい」となることが多いです。そのときにシングルベッドに分割できるモデルなら無駄がありません。
購入時は「5年後・10年後も使えるか」という視点を忘れないようにしましょう。
2段ベッドのメリットとデメリット
2段ベッドのメリット
- 限られた空間を広く使える:二段ベッド最大のメリットは、省スペース性です。シングルベッド2台分のスペースが1台分で済むため、狭い子ども部屋でもスペースを有効活用できます。ベッド以外の家具や遊び場を確保しやすくなります。
- 兄弟姉妹で一緒に眠れる:二段ベッドは、子どもたちに「一緒」と「一人」の両方を与えてくれます。同じ空間で眠る安心感と、自分の空間で過ごす心地よさ、自然なコミュニケーションを育み、兄弟姉妹がお互いを大切な存在と感じられる場所になります。
- 分割可能モデルなら長期的に利用できる:成長したお子さんが個室を持つようになっても、シングルベッド2台に分割できるタイプなら無駄がありません。ライフスタイルの変化に合わせて形を変え、長く使い続けることができます。
2段ベッドのデメリット
- 上段は暑く、下段は暗くなりやすい:空気は暖かいほど上に、冷たいほど下にいくため、上段は下段よりも暑くなりがちです。また、下段は上段の影になるため、暗く感じることがあります。快適に過ごすためには、部屋の換気や照明の工夫が必要です。
- ベッドメイクがやや大変:特に上段のベッドメイクは、高い位置にあるため手間がかかります。シーツ交換や布団の上げ下ろしが大変に感じることもあるでしょう。
- 引っ越しや移動の際に手間がかかる:二段ベッドはサイズが大きいため、引っ越しや部屋の模様替えの際に解体・再組み立ての手間がかかります。
目的別おすすめモデル
ここからは、ユーザーのニーズごとに「狭い部屋」「安全性」「将来性」に分けておすすめモデルをご紹介します
狭い部屋におすすめ
狭い部屋や天井の低い部屋には、コンパクトでロータイプの2段ベッドが適しています。
宮付き コンパクト 二段ベッド Flam(フラム) 6色対応

「二段ベッドは置きたいけど、部屋が狭くなるのは嫌…」そんなお悩みを解決します。このベッドは、幅を最小限に抑えつつ、ベッドサイドにワイドな宮棚を設置。お気に入りの小物や本を飾るスペースが生まれるので、ただ寝るだけの場所ではなく、自分だけの特別な空間が作れます。耐荷重130kgで大人も安心して使え、コンパクトながらも快適な暮らしを叶えます。
宮付き コンパクト 二段ベッド Flam(フラム) 6色対応はこちら
安全性重視
小さなお子さまが使うなら、安全性を第一に考えたモデルがおすすめです。
階段付き 二段ベッド atte step2(アッテステップ2) 3色対応

小さなお子さんの安全を考えた広めのステップと手すり付きの階段は、上り下りの不安を解消します。床についた下段設計でホコリも気になりません。高めのサイドフレームが寝返り時の転落リスクを軽減し、安心してお使いいただけます。
便利な宮棚にはLEDライトとコンセントを備え、上段・下段ともに快適な時間を過ごせます。耐荷重300kgの頑丈な設計と、角を面取り加工した安全設計、通気性の良いすのこで、長く安心してご使用いただけます。
階段付き 二段ベッド atte step2(アッテステップ2) 3色対応はこちら
将来性重視
長く使いたいご家庭には、シングル2台に分割できるモデルがぴったりです。
二段ベッド Britt(ブリット) 3色対応

上下を分割してシングルベッドとしても使え、並べればキングサイズ風にもなるため、子どもの成長やライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。
低め設計で昇り降りしやすく、角には樹脂製モールを使用して安全性も確保。上下それぞれにコンセント付き宮棚があり、スマホ充電やライト設置にも便利です。シンプルで飽きのこないデザインはインテリアに馴染み、狭いお部屋でも圧迫感なく配置することができ、長く安心して使える機能性と快適性を備えています。
まとめ
2段ベッドは便利で魅力的な家具ですが、選び方を間違えると後悔のもとになります。
だからこそ、
- 安全性
- 部屋サイズ
- はしごタイプ
- 素材とデザイン
- 将来性
この5つを押さえて選ぶことが大切です。
そして、実際に選ぶときは「狭い部屋向け」「安全性重視」「将来性重視」の3つの観点から比較すると、自分の家庭に最適なモデルが見えてきます。お子さまの笑顔を想像しながら、ご家族にぴったりのベッドを見つけてください。
よくある質問
Q. 2段ベッドの組み立ては難しいですか?
A. 多くの2段ベッドは、大人2人での組み立てを推奨しています。工具が付属している場合が多いですが、電動ドライバーがあると作業がスムーズです。
Q. 2段ベッドのお手入れ方法は?
A. ベッド本体は、乾いた布でホコリを拭き取るだけで大丈夫です。マットレスの通気性を保つため、定期的に風を通したり、立てかけたりすることをおすすめします。
Q. 何歳から2段ベッドに寝かせられますか?
A. 一般的に、上段の利用は6歳以上が推奨されています。下段は小さなお子さまでも使用できますが、寝返りを打っても落ちないよう、ベッドガードの設置を検討してください。