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ベビージムのおすすめ!長く使えるものや選び方まで紹介

赤ちゃんの好奇心と知育を育むベビージム。布製の柔らかいものからプラスチック製、木製など素材やデザインもさまざまで、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、安全性が高くおしゃれなベビージムの選び方と、赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるおすすめのアイテムをご紹介します。

ベビージムとは?

ベビージムは、アーチ状のフレームや吊り下げおもちゃ、クッション性のあるマットなどで構成された乳児向けの知育玩具です。寝転んだ姿勢でも手足を伸ばして触れる・掴む・蹴るなどの動作を引き出し、視覚・聴覚・触覚をやさしく刺激します。月齢に応じておもちゃの高さや配置を調整できるモデルが多く、寝返り〜おすわり期まで「安全な遊び場+発達サポート」の役割を兼ねるのが特長。布製、木製、プラスチック製など素材も多様で、リビングに出しっぱなしでも馴染むデザインが増えています。

ベビージムが使える期間の目安は?

一般的には生後1か月頃から「眺める・音を聞く」用途でスタートでき、手を伸ばせるようになる生後2〜3か月頃に最盛期を迎えます。寝返り・おすわりが安定する生後6〜10か月頃までは吊りおもちゃでの遊びが有効。つかまり立ち以降はプレイマット単体や、吊りおもちゃを外して知育玩具として継続利用するケースもあります。

ベビージムのメリットとは?

赤ちゃんがベビージムで遊ぶ様子

ベビージムは「安全な居場所づくり」と「発達サポート」を同時に叶えます。主なメリットは下記のとおりです。

  • 五感への働きかけで感性・注意力を育む
  • 掴む・蹴る・手をのばす動作で運動発達を促す
  • 自発的な一人遊びと親子の関わりの両立がしやすい
  • 遊ぶスペースを定めることで安全性と片付けやすさが向上

五感の発達をバランスよく促す

コントラストのある配色ややさしい音、異素材の触感などが視覚・聴覚・触覚を段階的に刺激。赤ちゃんの「見る→手を伸ばす→触れる→確かめる」という探索行動が自然に生まれ、注意の持続や好奇心の育ちを後押しします。

運動発達・姿勢変化をサポート

吊りおもちゃに手を伸ばす動作は肩・体幹の発達に、床を蹴る動作は下肢の発達にプラス。寝返り前〜おすわりへの移行期も、クッションマットが衝撃と冷えをやわらげ、安全にトライしやすい環境をつくります。

親子の関わりと自立遊びを両立

一緒に音を鳴らすなどの関わりは愛着形成に有効。一方で、赤ちゃんが自分で遊びを見つける時間も確保でき、家事中の見守りにも重宝。専用スペース化により散らかりを防げるのも実用的です。

ベビージムのデメリットとは?

メリットが多い一方、住環境や使い方により注意点もあります。購入前に次をチェックしましょう。

  • 設置にスペースが必要/収納場所の確保
  • 刺激過多(音・光・色)のリスク
  • お手入れ・洗濯の手間、衛生管理

設置・収納のスペース課題

アーチ+マットで一定の床面積を占有します。折りたたみ・分解のしやすさ、軽さ、収納袋の有無などを比較し、出しっぱなしでも邪魔しないサイズ感・色味を選ぶと負担が減ります。

過刺激への配慮が必要

多色・多音のモデルは月齢や気質によっては疲れやすいことも。おもちゃ数を絞る・色数を抑える・音量を調整するなど環境をチューニングし、赤ちゃんのサイン(泣く・そっぽを向く)を目安に刺激量を調整しましょう。

衛生管理とメンテナンス

吐き戻しやよだれで汚れやすいアイテム。カバーが洗える/おもちゃが取り外せる/速乾素材など、手入れ容易性を事前確認。洗濯ネット使用や日陰干しで清潔を保つ運用を。

ベビージムの選び方

赤ちゃんが安心して楽しく遊べるベビージムを選ぶには、素材・仕掛け・安全性・使い勝手の4観点を押さえるのが近道です。

1.素材

それぞれの長所・留意点・お手入れ・おすすめ層を比較して選びましょう。

素材メリットデメリットお手入れおすすめ
布製 柔らかく安全/マット一体型が多い/洗えるモデル多数 ヘタりやすい/ホコリ付着に注意 カバー洗濯・陰干し・こまめに lint 取り 首すわり前後〜寝返り期/床冷えが気になる家
木製 インテリア性◎/落ち着いた刺激/高耐久 重量があり移動しにくい/価格が高め 乾拭き中心・水分は即拭き取り 北欧・ナチュラル志向/長くきれいに使いたい家
プラ製 軽量で扱いやすい/拭き取り簡単/価格帯が広い 色味が賑やかで過刺激になりがち 中性洗剤で拭き掃除・乾燥 出し入れ頻繁・掃除を手早く済ませたい家

2.おもちゃの色や数

新生児〜2か月は白黒など高コントラストが見やすく、3か月以降は中間色も認識。ミラーは自己認知を促し、ラトルや鈴は原因と結果の理解を育みます。数は「常時3〜4点」程度に絞り、週替わりでローテーションするのが過刺激対策として有効です。

3.安全性

対象月齢、転倒防止の安定性、角の面取り、誤飲サイズ(直径3.9cm未満相当の小部品はNG)の有無を確認。STマーク(日本玩具協会)やCEマーク(EU適合)などの基準取得も安心材料です。吊りおもちゃの紐は短め&強く引いても外れる安全仕様がベター。

4.プレイマットが付いているかどうか

プレイマット付きベビージムのあるリビング

居場所づくり重視ならマット一体型が便利。冷えや転倒衝撃を緩和し、ゾーニングで部屋が散らかりにくくなります。洗濯可・厚み・滑り止め・折りたたみ性をチェックし、掃除動線と収納方法もイメージして選びましょう。

よくある質問

ベビージムは赤ちゃんにどんな効果があるのですか?

高コントラストや音・触感が視覚/聴覚/触覚を刺激し、手足の協調運動や注意の持続、好奇心の育ちを後押しします。安全な居場所を確保できる点も実用的です。

ベビージムとメリーの違いは何ですか?

メリーは「見て聴く」受動的刺激(ベッド/天井設置が多い)、ジムは「手で触れて掴む」能動的遊び(床設置)。両方あると発達刺激が補完的。省スペースなら目的に合う方を優先しましょう。

まとめ|赤ちゃんに最適なベビージムで成長をサポート

ベビージムは五感と運動発達を総合的に支える育児の定番。選び方は①素材(布/木/プラ)②仕掛けの色・数(過刺激対策)③安全性(基準・構造)④マット有無が鍵です。住まいと月齢に合う1台で、親子の時間をもっと楽しく、安心に。

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