出産準備を進めていると、「ベビーラックって必要なのかな?」と迷う方は多いものです。
ベビーベッド、バウンサー、抱っこ紐など、赤ちゃん用品は似たものが多く、どれを選べばよいか悩んでしまいますよね。
結論から言うと、ベビーラックは家庭の環境や育児スタイルによって「必要な人」と「そうでない人」がはっきり分かれるアイテムです。
この記事では、ベビーラックの基本機能から、必要・不要と感じるケースの違い、判断のポイントまで詳しく解説します。
自分の生活スタイルに合うかどうか、購入前にチェックしてみましょう。
ベビーラックとは?
ベビーラックとは、赤ちゃんを寝かせたり座らせたりできる多機能なベビーチェアのことです。
リクライニングやキャスター、スイング機能などを備えたモデルが多く、お昼寝・授乳後の休憩・離乳食タイムなどに使えます。
新生児期から1〜2歳頃まで活躍するものが多く、「ベビーベッド」と「チェア」の中間のような存在です。
ハイローラック、電動ラックなどの名称で販売されていることもあります。
ベビーラックが「必要」と感じる家庭の特徴
1. ワンオペ育児や家事をしながら赤ちゃんを見たい人
キャスター付きのベビーラックなら、家事をしながら赤ちゃんを目の届く位置に移動できます。
料理や掃除など、手が離せないときの“待機場所”として便利です。
2. リビング中心の生活をしている家庭
リビングで過ごす時間が多い場合、ベビーラックはベビーベッド代わりに活躍します。
コンパクトで持ち運びもしやすく、家族の会話に近い距離で過ごせます。
3. ペットや上の子がいる家庭
床に寝かせると不安という方にぴったり。
高さを調整できるラックなら、ホコリを吸い込んでしまう可能性や誤って踏んでしまう可能性を減らすことができます。
4. 寝かしつけが大変な赤ちゃんを育てている家庭
スイング機能(特に電動)は、ゆらゆら揺れて赤ちゃんが落ち着きやすいと人気です。
「抱っこでしか寝ない」という悩みを少しでも和らげてくれます。
ベビーラックが「不要」と感じる家庭の特徴
1. ベビーベッドをすでに持っている家庭
寝かせる場所が確保できているなら、ラックの出番は少ないかもしれません。
用途が重なり、置き場所に困るケースもあります。
2. 部屋が狭く、設置スペースが限られている家庭
特に電動タイプはサイズも重量もあり、スペースに余裕がないと使いづらいことがあります。
3. 抱っこや布団での育児スタイルが中心の家庭
常に抱っこや一緒に布団で過ごすスタイルなら、ラックを使う機会は少なくなる傾向です。
4. コスパを重視する家庭
使用期間は生後半年〜1年半ほど。
短期間のため「買ってもあまり使わなかった」と感じる人もいます。
ベビーラックに対する“よくある意見”と実際のシーン

ベビーラックは「買ってよかった」という声と「ほとんど使わなかった」という意見が分かれるアイテムです。
よく聞かれるポジティブな意見
・家事中も赤ちゃんを近くに置けて安心
・スイング機能で寝かしつけがラクになった
・上の子やペットがいても安全な高さで使えた
一方で、次のような意見もあります
・ベビーベッドと用途が重なった
・使う期間が短く、コスパが悪いと感じた
・置き場所に困った
実際には、家庭の環境や生活スタイルによって必要度が大きく変わります。
例えば、日中ワンオペで家事をする時間が長い家庭では「手が離せる時間が増えた」と感じる一方で、常に赤ちゃんと一緒に過ごすスタイルの家庭では「思ったより出番がなかった」と感じるケースもあります。
買うか迷ったらレンタルもおすすめ
「買っても使うかわからない」「電動タイプを試してみたい」という方には、レンタルサービスの利用もおすすめです。
短期レンタルなら、1カ月2,000円台から利用できるものもあり、実際の生活に合うかどうかを気軽に試せます。
まずはレンタルで使い勝手を体感してから、購入を検討するのも賢い選択です。
ベビーラックが必要かどうかを判断するチェックリスト
- 日中、家事などで赤ちゃんから離れる時間がある
- 上の子やペットがいて安全面が気になる
- ベビーベッドを持っていない
- 寝かしつけが大変で悩んでいる
この中で 1つでもあてはまる場合は、ベビーラックを用意すると便利 です。
まとめ
ベビーラックは、赤ちゃんを安心して寝かせたり座らせたりできる便利なアイテムですが、すべての家庭に必須というわけではありません。
「安全に・快適に・親が少しでもラクになる」──そんな目的がはっきりしているご家庭にこそ、価値を発揮します。
もし「使うかどうか迷う」段階なら、レンタルや中古品で試してみてはいかがでしょうか。